初めてのぬり絵、素材(線画)はどう選ぶ?

カラーリストによる大人のぬり絵ブログ
Secret Garden colored by Masumi Chiba  


ご覧くださって、ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の 千葉真須美 です。

この記事と一つ前の記事「はじめに~このブログについて~」に掲載した画像は、私が大人のぬり絵を始めた頃(2016年)の作品です。最初に塗ったのはこの記事の画像で、線画は2015年にコロリアージュ・ブームを巻き起こしたジョハンナ・バスフォードさんによる「ひみつの花園 Secret Garden」のポストカードです。

◆ 最初はお試し感覚で… ◆

これを塗りたい! と強く思うぬり絵があるなら話は別ですが、初めてぬり絵にチャレンジする時、素材選びは大変重要だと思います。最初の印象が良ければ、その後も続けたくなるし、悪ければそれで終わりになってしまう可能性が高いからです。
初めての塗り絵素材、私のおすすめはシンプルで小さめのものです。

私が大人のぬり絵を始めた時、子供の頃に大好きだったぬり絵ですが、長い年月を経て、線画が細かい大人用(?)をちゃんと最後まで塗れるのか不安でした。そこで、初めてのぬり絵にはオリジナル版よりも面積が小さいポストカード版の「ひみつの花園」を選びました。
使用した色鉛筆はTomboの36色セットで、1枚目の画像のように色合わせの実験をしているようでとっても楽しく、すっかりハマってしまいました。

カラーリストによる大人のぬり絵ブログ

書店でよく見かける風景、名画、植物などの絵画的な素材は、見本が付いていても結構難しいと思います。それに、見本通りに仕上がらないと、ちょっとガッカリしてしまいますよね。これに比べ、ベタ塗りできる単純なイラストやマンダラ模様などは、塗りやすく、色も自由に選びやすいのでおすすめです。

また、小さいサイズのぬり絵なら気軽に塗れるし、大型本より低価格です。百均のぬり絵は種類が結構豊富で、サイズも小さいので、お試しに向いていると思います。

ぬり絵に興味を持たれた方、初めてのぬり絵選びに迷われたら「まずはお試し!」ということで、シンプルで小さめの素材を選んでみてくださいね。







人気の投稿