【暮らし × 色】木々の紅葉よりも、一足早いコキアの赤

青空の下、段状の畑に赤く色づいたコキアが並び、周囲に緑の木々が広がる風景

木々の色が変わり始めましたが、本格的な紅葉シーズンにはまだ少し間がある季節です。モミジやカエデが赤く色づくのに先駆け、今が見頃のコキアを見に出かけました。


赤と緑、そして青の風景

向かったのは宮城県柴田郡川崎町にある国営みちのく杜の湖畔公園。東北地方では唯一の国営公園で、面積は647.4ha(東京ドーム138個分)という広大な公園です。この中にある「だんだん畑」に植えられたコキアが赤い帯状に広がり、色鮮やかな風景を作っていました。

コキアの細い枝は、実際に触れてみると、意外に硬くてしっかりしていますが、見た目はふんわりと柔らかなイメージです。この柔らかな赤と、樹木や地上の草にまだ残っている緑のコントラストがとても華やかでした。また、この日は晴天に恵まれ、青空が風景をよりカラフルなものにしていました。

(ちなみに、写真の右上の木が、私には猫の顔に見えるのですが…)


古い農村風景を彩る赤

「だんだん畑」に隣接する「ふるさと村」には、東北の各地から移築復元された古民家が点在しています。こちらではドウダンツツジの鮮やかな赤が、茅葺き屋根の素朴で落ち着いた色合いの建物を彩っていました。建物の後ろにある常緑樹の深い緑が、風景に奥行きと明暗の変化を生み、赤を際立たせているように感じました。

茅葺き屋根の古民家の手前で赤く色づくドウダンツツジと、背後にそびえる深緑の常緑樹

紅葉はこれからが本番です。冬に向け、赤や黄色、橙色、そして茶色へと移り変わる多彩な秋の色を、存分に楽しみたいと思っています。


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