色鉛筆36色セット・各メーカーの色構成をまとめました



「塗り絵を始めようかと思うのですが、どの色鉛筆がおすすめですか?」というご質問を受けた時、私は2000円前後(amazon価格)の36色セットをお薦めしています。比較的買いやすいお値段で、中間色も結構含まれているからです。まずはこのあたりから初めて、さらに色数や発色を追求したくなったら、高級ラインに移行するのが良いのではないかと思います。(ご予算にゆとりのある方は、最初から高級ラインでも良いかもしれませんが…。)

36色とっても、各メーカーで色の構成が異なりますので、文具店などでよく見かける4社-トンボ鉛筆、三菱鉛筆、ファーバーカステル、ステッドラーの36色セットの色構成をまとめてみました。


◆ 12色・24色・36色セットの色構成 ◆


12色セットまでは4社ともほぼ同じですが、ピンク系はトンボ、三菱、ファーバーカステルが「ももいろ」を入れているのに対しステッドラーは「ワイン色」を入れている点が面白いですね。茶系もステッドラーのみ「こげちゃいろ」です。


◆ 36色の色の系統別分類 ◆

36色になるとかなり各社の個性が現れてきます。特徴をつかみやすいように、各社の36色を色の系統別に分けてみました。



色構成のバランスが良いのは三菱のようです。ファーバーカステルは赤系、橙色系、茶系が豊富。ステッドラーは黄色系、緑系が豊富で、「きんいろ」「ぎんいろ」のメタリック系がありません。

36色セットを購入される際、この一覧を参考にお好きな色や塗りたいテーマ(風景、植物、人物…)に合った色構成の商品を選んでみてはいかがでしょうか。





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