【ぬり絵】私の中の神殿/12 叡智の神殿|イメージは夜の読書
ご覧いただき、ありがとうございます。
少しお休みしながらも継続している 「私の中の神殿 自分を愛しむ塗り絵」 のぬり絵。時間がかかりましたが、13作目「12 叡智の神殿」が完成しました。
◆配色プラン:夜の読書から知を得るイメージ
神殿の屋根と柱、そして、ギリシャ神話で知恵と知識のシンボルであるフクロウの羽に、本のモティーフが取り入れられているユニークな線画から、叡智は本から得られるというメッセージが伝わります。静かな夜の読書から知を得るイメージと、ステンドグラスから光が差し込む光景を重ねて、次の配色を考えました。
・背景は夜の暗闇を表すネイビー
・中央のステンドグラスはネイビーと対照的に明るい黄色系で光を象徴
・二人の天使は愛らしいピンク系の衣装、それと調和する神殿の屋根
静けさを出すために、穏やかな色調で構成することにしました。
◆色を薄く、薄く、重ねて
・使用した色鉛筆:ファーバーカステル ポリクロモス
はじめに面積の大きな部分から塗り始めました。背景のネイビーは重くなりすぎないように、軽く濃淡をつけて。神殿の屋根は広げた本なので、表紙の色は少し重厚感を出したいと思い、赤紫、紫、赤などを薄く重ねていきました。最近は、薄く、薄く、色を重ねていく塗り方が気に入っています。(それで時間がかかってしまうのですが…。)
天使の羽や衣装はグラデーションで柔らかさと軽さ、立体感を狙いました。羽は淡い青から紫へ、衣装は淡いピンクから紫へ。紫を中心として調和させます。
中央部分の配色に悩みましたが、黄色を中心として、類似色相の黄みの橙や黄緑を用いることに。
ステンドグラスから降りて来るような本は、赤、黄、青とカラフルな配色にして、本の内容の多様さと面白さを込めました。最後に全体の色調を整えて完成としました。完成作品は一番上の画像です。
◆好きな色に触れて癒される
この線画は一目見たときからとても気に入っていました。そのお気に入りの線画に、青や紫といった好きな色を重ねていく。楽しくないはずがありません!同時に、癒しをもたらす作業となりました。途中、配色で悩むことはありましたが、他のことを忘れてぬり絵に集中するのはストレス解消にもなります。
やはり、ぬり絵は楽しいなと、改めて感じた作品でした。
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