【AI × 色】AIで画像生成と色の調整を試してみました   


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ご覧いただき、ありがとうございます。
カラーリスト・色彩講師の千葉真須美です。

日々進化し、どんどん身近な存在になってきているAI。
私もスマートフォンにChatGPTアプリをダウンロードし、無料プランで画像生成や色の調整を試してみました。


お題は「お茶を飲んでまったりしているハチワレ猫」

いざ試すとなると、何を描いてもらえば良いのか見当がつかず、思い浮かんだままに「お茶を飲んでまったりしているハチワレ猫を描いてください。」と入力してみました。
少しの間をおいて、出力されたのがこちらの画像です。

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「おぉ!」と声が出そうになりました。自分が入力した言葉から絵が生み出されるって楽しいですね。生成された画像も可愛くて、いい感じです。しかし、少し寂しい印象かな?と思い、色について追加の指示をしてみることにしました。


簡単な指示で画像を明るく・暖かく

ChatGPTは生成した画像に修正を加えることができます。(※画像の追加調整機能は、一部のAIまたはプランでは使えない場合があります)寂しい印象を改善するため、上の画像をもとに、「色調を明るくしてください」と入力しました。その結果が下の画像です。

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確かに明るい色調にはなりましたが、同時に、元の画像の色鉛筆で描かれたような柔らかなタッチが薄れてシンプルで軽い印象になりました。もう少しタッチを残して欲しかったと、少し残念さがあります。

そこで、今度は最初の画像を使って「暖色系の色調にしてください。」と入力。寒色中心の画像を暖色に変えることで、寂しさから脱し暖かい雰囲気にしようという作戦です。出力されたのは一番上の画像です。まったりしている感じがより強く感じられ、ハチ割れ猫の表情にマッチした色合いになったと思います。質感もいい感じです。


色を指定する言葉選びがポイント

今回は試しに生成した画像について、色の明るさと、暖色・寒色という色の温度感の調整をしてみました。とても簡単な色の指定ですが、出来上がった画像はかなり印象が違うものになりました。明確なイメージをもとに画像を生成する場合であれば、このような生成後の調整よりも、はじめから色を指定する方が、望んだ色により近づきそうです。

では、どんな言葉(色の表現)を用いれば、AIは自分が望む色使いをしてくれるのか?そこがポイントのようですね。具体的に「赤をメインに」などと色名で入れればよいのか、また「鮮やかな」「落ち着いた」「爽やかな」などの色調はどう伝わるのかなど、これから色々な言葉で試してみたいと思います。実験結果はブログでご紹介しますので、どうぞお楽しみに!


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