【映画・ドラマ × 色】映画「KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ」~イメチェンするなら、まず色!



ご覧いただき、ありがとうございます。

今回はK-POPや韓国ドラマのファンの方はもちろん、それ以外の方にもジワジワと人気が広がっているアニメーション映画「KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ」のご紹介です。


■作品情報

・タイトル:KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ
 2025年製作/アメリカ/99分
(あらすじ)
普段はスタジアムを満員にしている、KPOPスーパースターのルミ、ミラ、ゾーイ。けれど、その裏では、常に迫りくる不可思議な脅威からファンを守るため、正体を隠して戦う凄腕のデーモン・ハンターズでもあった!そんな彼女たちの前に、これまでで最も手強い相手が現れる。それは、圧倒的な魅力を放つライバルのボーイズバンドに化けた、敵デーモンたちだった。
(Filmarksより)


■感想

K-POPのガールズ・グループが悪魔退治の使命を負っている設定がユニークです。3人組の人気グループ、ハントリックスは、ガールズ・グループにありがちな可愛さ、可憐さよりも、カッコ良さが魅力のグループで、その上、陰ではデーモン達を次々とやっつけてしまう正義のヒロイン。観ていてとてもスカッとします。

そして、作品全体がとにかく楽しい!ストーリーはシンプルですが、まるで実在のグループを見ているようなステージ・シーンやデーモンとの激しい戦闘シーン、そして随所に挿入された中毒性のあるK-POP特有の楽曲と韓国文化の融合に、最初から最後まで引き込まれっぱなしでした。多くの方におすすめしたい極上のエンタメ作品です。


■注目カラー:ダークカラーとブライトカラーのギャップが魅力

ハントリックスの敵、デーモンが結成したボーイズ・グループが、サジャ・ボーイズ。真の姿ではダークな紫色の韓服を身に着けています。



しかし、人々の前では、明るくポップな装いで、いかにもアイドルらしい明るく元気なイメージで人々を魅了します。




このデーモン姿とアイドル姿のギャップが、ダークカラーとブライトカラーという色調で分かりやすく表現されています。言い換えると、色や色調を大きく変えると、それだけイメージが変わるということですね。

イメチェンするなら、まず色を変えることが一番。妖艶さと明るさ、大きく異なる二つのサジャ・ボーイズ魅力を作り上げていた色が印象的でした。

※作品全体の色彩効果についてはnoteの記事をご覧ください。


■こんな方におすすめ

・K-POPや韓国ドラマのファンの方
・正義のヒロインが活躍する物語が好きな方
・ポップで爽快なエンタメ作品を探している方


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