塗り絵の記録③ せかいのお守り塗り絵/ケルティック・ラビリンス

大人のぬり絵ブログ
 colored by Masumi Chiba  

「塗り絵の記録②」に引き続き「せかいのお守り塗り絵」より「ケルティック・ラビリンス」を塗りました。線画の中には何種類かのケルト文様が描かれ、中央の窓には少女、その周りにドラゴン、ユニコーン、妖精などが配置された絵本のような雰囲気です。


◆ 配色のプランニング

中央の大きなケルト文様を主役にし、少々寂しげな世界のファンタジーというような雰囲気にしたいと思い、線画とにらめっこしながら次のような配色ポイントを考えました。

 ・石板に刻まれたケルト文様のイメージで、背景はグレー、中央のケルト文様は白抜き
 (グレーの面積が大きくなるため、全体的にひっそりとした感じ)
 ・少女、ドラゴン、ユニコーン、妖精は明るめ、または鮮やかめにして強調する
 ・アイルランドを象徴する緑を使う

まずこの3つを決めて塗り絵作業に取り掛かりました。


◆ 途中経過と苦労した点

今回は背景色から塗り始めました。
あまり暗くならないようライトグレーを選び、中央部分は緑みのグレーで明るめに。均一の色でと思いつつ、石板のイメージなので多少のムラは気にしないことに。細かい部分は色鉛筆の芯の先端で、広い部分は芯の側面でどんどん塗り進めました。


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背景が塗り終わったら、登場人物たちです。少女の服はもちろん緑。鮮やかめの緑にして、緑と対照的な橙系を髪色に使いました。また、窓の外は少女を引き立てるよう夜空とし、暗い紫~紺色を選びました。ドラゴンは少女の髪色と、ユニコーンは夜空と関連した色合いです。


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両側のケルト文様や植物モティーフのパーツは、このぬり絵で一番の悩みどころでした。
色は少女の服よりも控えめの緑と決めましたが、ライトグレーの背景で文様をハッキリ見せるためには、背景との明度差がある暗めの緑にする必要があります。しかし、暗い緑では全体が重くなりそう…、-ということで、所々に濃淡を用いて、暗くなり過ぎないようにと努めました。


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両側の緑のパーツがハッキリし、中央の白いケルト模様の存在感が薄くなったため、これを縁取りをして強調。 その他の気になる部分を微調整して、完成としました。(最初の画像)

線画の内容にしては結構シブい色調になってしまったような気がしますが、これも自分の個性の一部ということで…。(苦笑い)



※ご参考までに、使用した塗り絵本と色鉛筆の商品リンクを下に貼っておきます。

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