【ぬり絵】私の中の神殿/14 無垢の神殿|子どもの頃に好きだった色で
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あなたが子どもの頃に好きだった色は、何色ですか?
「私の中の神殿 自分を愛しむ塗り絵」 からの15作目は「14 無垢の神殿」ということで、塗り絵が好きだった子どもの頃を思い出しながら取り組んでみました。
◆配色プラン:小さい頃に好きだった色を集めて
「無垢の神殿」というタイトルと、ネコを抱くお人形のような子どもの線画から、今回は「自分が子どもの頃に戻ってこの線画を塗ろう!」と思いました。
小学校入学前から低学年にかけて、塗り絵が大好きで、よく女の子やお姫様の塗り絵を塗っていました。当時、好きだった色は黄色で、色の組み合わせとしては、ピンクと水色、橙色と黄緑が好きでした。赤、青、緑といったはっきりした色よりも、明るく柔らかい色合いを好んでいたようです。
そんな記憶を呼び起こしながら、次の配色プランを立てました。
・女の子の服は、私が昔好きだったワンピースと同じ橙色
・大きな2匹の猫はピンクで、体の模様は目立たせない
・上部を占める植物は、黄緑~黄色~橙色の類似色相で明るくまとめる
◆親しみのあるトンボ色鉛筆36色を使用
・使用した色鉛筆: トンボ鉛筆 色鉛筆 36色 
最近はファーバーカステルのポリクロモス  で塗ることが多いのですが、このぬり絵では幼い頃から親しみのあるトンボ鉛筆を使用しました。
トンボの色鉛筆は、色が薄付きで、こってりと色を重ねるような塗り方には向きません。その分、透明感というか、空気を含んだような色合いが出せると思っています。
まずは、色の面性が広いところ―黄、黄緑、ピンク、水色の部分から塗り始めました。均一に塗っておいて、後でバランスを見ながら色を重ねていきます。
橙色を置き、橙色のトーンに負けないよう、他の部分もそれぞれの色を重ねました。丸いぼんぼりのような花の黄色は、最初に塗ったレモン色に黄色を重ねましたが、あまり濃淡が表現できず、やまぶき色も加えました。
余談ですが、子どもの頃は「やまぶき色(山吹色)」を「やまぶ黄色」だと思っていました…。
最後に女の子と2羽の鳥を塗り、部分的にさらに色を加えて仕上げました。一番上の画像が、完成作品です。
◆色も心もほんわか
今回は子どもの明るく澄んだ雰囲気を出せるよう、クリアな色調を心がけ、重ね塗りや陰影は控え目にしました。トンボ色鉛筆の使用は、懐かしさの点で決めましたが、結果的に表現したい色合いにも合っていました。
明るく柔らかい色での塗り絵は、なんとなく気持ちも明るくなるようです。また、昔好きだった色は、大人になった今でも好ましく感じられるものですね。子どもの頃を思い出しながら、楽しいぬり絵の時間を過ごしました。
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