【映画・ドラマ×色】韓国ドラマ「恋の通訳、できますか?」~心を映す街や自然の色
今回は、最近見たドラマの中で映像美が際立っていた作品を紹介します。Netflixで配信中の韓国ドラマ「恋の通訳、できますか?」です。
韓国の人気俳優キム・ソンホとコ・ユンジョンに日本人俳優の福士蒼汰が共演し、ロケ地は4ヵ国、その上衣装はシャネルという豪華さで、まさに「眼福」といえる作品でした。
■作品情報
- タイトル:恋の通訳、できますか?
- 2026年製作/韓国/全10話
(あらすじ)
番組撮影のために世界を旅する人気女優とその通訳。言い表せない気持ちがすれ違うなか、心をつなぐ愛の言葉を見つけられるのか? (Netflixより)
■ ドラマの感想
話題作で一躍有名になったシンデレラ女優と、数か国語を操る通訳者、そして日本のイケメン人気俳優が繰り広げるラブロマンスです。
主人公たちの関係をややこしくしているのが言葉の壁です。韓国人女優と日本人俳優は、通訳を介して意思の疎通を図ります。通訳者は2人の橋渡しをしながらも、自身の感情で言葉のニュアンスを変えたり、言葉の一部を伝えなかったり…。
通訳者の言葉選びによって彼の気持ちが見る人に伝わるという、ユニークな演出が新鮮で楽しい作品でした。
■ 街の色、自然の色は心の通訳?
しかし、この作品の一番の見どころはロケーションです。ロケ地となった韓国、日本、カナダ、イタリアの風景は、どの国もまるで観光PRビデオのような美しさです。
そして、それぞれの国の個性的な色彩が、物語を盛り上げています。
女優と通訳者が出会う街は、日本の鎌倉です。木造家屋の茶色や木々の緑の中に、土産物屋の赤、園児の帽子の黄色、電車の緑が彩りを添え、どこかノスタルジックな雰囲気を感じます。
2人のホームタウンである韓国ソウルのシーンではシックな色合いが印象的でした。通訳者の古い家の書斎やリビング、古い石造りの塀が続く歩道など、大都会の賑やかさよりもおしゃれで落ち着いたイメージが伝わってきました。
主人公たちがそれぞれの思いに気づき、関係性が深まる秋のカナダは、広大な自然の美しさが圧巻です。赤や黄色の鮮やかな紅葉、雄大なホースシューキャニオン、青みを帯びた夜景に輝く緑色のオーロラなどため息が出るような風景が広がり、その豊かな色合いが登場人物の心の揺れを描いているように感じました。
そして、イタリアの中世の街並みや石畳の広場は、ベージュやライトグレイなど明るさがありながら古い歴史を感じさせる落ち着きがあり、主人公たちの感情の高まりをドラマチックに演出しているようでした。
■ 鮮やかな色彩が非日常を演出
また、映像の色彩は、鮮やかさを少しだけ強調しているように感じました。さらに、光もその存在感を示すように、明暗がはっきりと映し出されています。
これらの効果が作り上げた映像は、リアルな日常感を超え、どこかおとぎ話のような雰囲気を漂わせていました。
ちょっと不思議な恋模様が楽しめ、目の保養にもなるおすすめの作品です。この作品を見ると旅に出たくなるかもしれません。
■こんな方におすすめ
- 美しい映像やファッションで「眼福」を味わいたい方
- ロケ地の雰囲気や街並みを見るのが好きな方
- 色彩や光の表現に興味がある方
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