【映画・ドラマ×色】韓国ドラマ「セイレーンのキス」~少女の心を映す青
韓国ドラマ「セイレーンのキス」を視聴しました。このドラマは1999年に日本で放映されたドラマ「氷の世界」のリメイク版として話題の作品です。ジャンルとしてはサスペンスミステリー、そしてロマンス。事件の舞台が画商(美術商)ということで、さまざまなアート作品も楽しめます。
そんなドラマの中で特に目を惹いた、少女が描く「青い雲」についてご紹介します。
■作品情報
・タイトル:セイレーンのキス
2026年製作/韓国/全12話
(あらすじ)
"彼女を愛したら死ぬ"死が付きまとう美術品競売人ハン・ソラを追跡する保険金詐欺の調査員チャ・ウソク。彼は危うい魅力を持つソラに複雑な感情を抱き始める。ソラの保険金殺人を疑い情報提供をした同僚の競売人は謎の死を遂げる。(Amazon primeより)
■ドラマの感想:華やかに描かれたミステリー
タイトル中の「セイレーン」とは、ギリシア神話に登場する海の怪物・精霊です。人魚のような姿で、その美しい歌声で船人たちを惑わします。主人公ソラも美しさと神秘的な魅力の持ち主で、演じるパク・ミニョンさんにピッタリの役どころだと思いました。
はじめはソラが犯人のような雰囲気を漂わせていますが、次第に怪しい人物が増え、意外な事実も判明し…。最後の謎解きまで、ぐいぐいと引き込まれる作品です。
登場人物たちの死や暗い過去と対照的に、アート作品や衣装が美しく、華やかなミステリーを楽しみました。
■注目カラー:白い空に青い雲
最終話に、「心を描く」をテーマとする子どものためのアートセラピーのシーンがあります。保険金を目当てに、親によって怪我をさせられた少女がこのセラピーに参加して、未来の自分を描きます。その絵には、白い空に浮かぶ青い雲が描かれていました。
大人だったら青い空に白い雲を描きそうなものです。それが普通と。しかし、多くの子どもは自分が好きな色で、好きなように描きます。
好きな色で描けるということは、心が何にもとらわれない自由な状態であると思います。このことが、少女の心が回復していることを表しているようで、青い雲がとても清々しく見えました。
同時に、絵やぬり絵などは、目に見える色だけでなく、心で感じる色で自由に表現して良いのだと、あらためて感じさせられました。
■こんな方におすすめ
- サスペンスやミステリーが好きな方
- アートに関心のある方
- 色を通じた心理描写に興味がある方
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