【塗り絵】私の中の神殿/17 鏡の神殿|金魚が泳ぐ水槽をイメージして

大人の塗り絵『私の中の神殿|17 鏡の神殿』の完成作品
colored by Masumi Chiba

塗り絵Book『私の中の神殿 自分を愛しむ塗り絵』の18枚目が完成しました。魚が泳ぐ街を背景に、向かい合う二人の女性が描かれた「17 鏡の神殿」です。

今回はめずらしくスムーズに色が決まっていき、私にしては短い時間での完成となりました。この塗り絵の配色のアイデアや、楽しかった点などをご紹介します。

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◆ 配色プラン:金魚が泳ぐ水槽をイメージ

鏡の中の自分と向き合うように、うり二つの女性が見つめ合っています。その奥に広がる街並みには、この街の住人であるかのように魚が泳いでいます。金魚が泳ぐ水槽の中をイメージして、街を水草に、魚は金魚に見立てて、色を選びました。

街並みの色は、鮮やかさを抑えた緑系でまとめます。単調にならないよう、色相は黄緑寄りから青緑寄りまで、幅を持たせて配置することにしました。

金魚にはさまざまな種類がありますが、今回は一番なじみのある橙色にしました。二人の女性の服にもこの色を使用して、作品全体のアクセントカラーとしました。これにより、画面が引き締まり、同時に華やかさが加わります。

配色プランをまとめると、次の通りです。

  • 街並みはくすみのある緑系で、色相を変化させながらまとめる
  • 魚は鮮やかな橙色
  • 二人の女性は同じ配色とし、服には魚の橙色を取り入れる

◆ アクセントカラーをきわだたせる

使用した色鉛筆:ファーバーカステル ポリクロモス
        ホルベイン アーチスト色鉛筆

ファーバーカステル ポリクロモスで塗り始めました。途中で欲しい色が見当たらず、ホルベイン アーチストから1色だけ追加しました。

街並みから塗り始めました。「この部分にはこの色」とあらかじめ色の配置を決めず、「隣の色と同じにならないように」くらいの感覚で、色を変えながら塗っていきました。

魚と女性の服の橙色がアクセントカラーなので、この色を引き立てるため、街並みには彩度が高い色を避け、穏やかなトーンの緑系としました。


大人の塗り絵『私の中の神殿|17 鏡の神殿』の途中経過①

次は、二人の女性です。左右対称の色合いになるよう、見比べながら色を重ねました。服の上部には魚と同じ橙色を、肌や髪の毛、服の下部には橙色に類似した色相を使い、まとまりのある配色としました。女性たちの瞳には、街の色と共通する緑色をほんの少し加えました。

そして、背景となる画面上部は、水の中をイメージして淡い青緑に。この色は、淡い色調が豊富なホルベイン アーチスト色鉛筆から選びました。


大人の塗り絵『私の中の神殿|17 鏡の神殿』の途中経過②

さて、いよいよ魚です。はじめは橙色を薄く塗り、そこからどんどん濃くして、アクセントカラーらしい存在感が出てきたところでストップ。魚の色に合わせて、女性の服の橙色も濃くしました。トップの画像が完成版です。


◆ 色の範囲を決めると、色選びがスムーズに

この作品で使用する色は、大きく分けると街並みの緑系と、魚・女性の橙系です。2つのグループに分かれているので、各パーツの色は、それぞれのグループ内の色から選ぶことになります。色の範囲が限定されているため、あまり悩まずに色選びができました。色選びの悩みは、楽しさでもあるのですが、時には悩みが少ないのもいいものですね。

また、前作と前々作では、緑系の色をほとんど使っていなかったので、久しぶりの緑に新鮮さを感じました。緑を使うことで、知らないうちに癒されていたかもしれません。

『私の中の神殿 自分を愛しむ塗り絵』も、残すところあと2枚となりました。引き続き、大野舞さんワールドを楽しみたいと思います。


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